
NHK特集「シルクロード」オリジナル・サウンドトラック シルクロード
喜多郎の名を一躍有名にした代表作でもあり、その大陸的な音作りは今日までの彼の活動の原点でもある。このシリーズが始まって、番組の冒頭でテーマ曲「絲綢之路」が流れ始めた途端、「これは一体誰の曲なんだ?」と問い合わせが殺到。最近の喜多郎は大作主義が少々行きすぎている感じだが、この頃はコンパクトで4〜5分の曲を多く作っており、ポップさ、大衆性も備えていた。
砂の神、蜃気楼、飛翔、巡礼の旅などの名曲が含まれています。非常に完成度の高い作品(2005-02-08)アメリカデビュー以前の喜多郎のアルバムの中で、非常に完成度の高い作品だと思います。その音楽をフルトラックで集めた前作に続くこの作品は、前作の繊細な曲作りから、より空間の広さを感じさせる曲作りに変わってきた。
前作の中国的なイメージからモンゴル=砂漠を想起させる曲が多くなり、より自然と時間を表現する音作りに向かった前作と並ぶ秀作。しかしアナログ盤にあった深く厚みのある音が、CD化されたことで凡庸な環境音楽になってしまったことが当時の安易なCD化の方向性と共に悔やまれる。
これ以外に「シルクロード・ベスト」や「喜多郎ベスト〜シルクロード」のようなベスト盤が山のように存在するため、間違って別のものを買わないように注意が必要ですね。

